放射能

外国人たちが大勢、日本からの脱出を試みていますが、飛行機で米国や欧州に逃げ帰ると空気の薄い高高度の場所を飛行するため、地上にいるときよりも大量の放射線宇宙線)を浴びます。
その強さは80マイクロシーベルト。10日間、現在の放射能を浴び続けるのと一緒です。しかも現在心配されている放射能はほとんどが服や靴に付いています。自宅に帰り、服や靴を脱ぐと、24時間被ばくし続けることは難しいのです。この程度の放射能を気にする人は、飛行機に乗るとかえって大量に被ばくするので、船で逃げだすことを科学者として推奨します。
放射能の影響をどうとらえたらよいのか?

そもそも数字だけが一人歩きをしていて,現状は果たしてどれだけ危険なのか理解されていない(私も理解していない)感じがする.ことに,いわゆる数字に弱い人たちが「マイクロシーベルト」と「ミリシーベルト」の区別ができるかどうかすら私には疑わしい.こういった(比較的)身近な事象と比較しながら説明してもらえると,現在の状況がどの程度やばいのか,あるいは安全なのか,ということが誰にでも直感的に理解できる.