教科書の記述を変えた高専生

高校化学の教科書に掲載されていた「ゴム状硫黄」の色が間違っていた。山形県の鶴岡高専物質工学科3年の高橋研一さん(17)が気づき、実験で確かめた。指導教員が訂正を申し入れ、出版社側も間違いを確認。教科書の修正につながった。高橋さんは「自分の実験で教科書の記述が変わるなんて予想外。びっくりしている」と話す。

ゴム状硫黄「黄色」です—17歳が実験、教科書変えた

指導教員も出版社も誠実に対応したことも大きいが,「生徒が教科書の記述を変える」とは驚きである.彼の探求心があってこその成果であることは間違いないだろう.まあ,本人は「どうやらすごいことをしてしまったらしい」程度の気持ちだったりするかもしれないが.