ICFPC 2014

昨年度と同一のメンバーで参加した。今年は(結果的に)それぞれが明確な役割を果たした形となり、その点において昨年よりも進歩したといえるが、自分自身については正直ぱっとしなかったと言わざるを得ない。直前に体調を崩してしまい、あまり食べ物が食べられず、体力もやや低下していたことが影響していたのか、終始集中力不足に苛まれていた。

基本的には Ghost AI の開発は比較的順調だったが、Lambda man AI は開発が遅れ、ベースができたのは終了のわずか 2〜3 時間前である。それから果物をとったりおばけを食べたりするコードを少し追加して、終了の 15 分前までデバッグをするはめになった。提出したのは締め切りのわずか 2 分前である。

そのような事情なので、Lambda man AI の活躍はあまり期待できないだろう。チームの成績は Ghost AI がどれだけ活躍できるかにかかっていると思われる。

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今年は、2010 年度の記事にならって、人物別にその果たした役割をまとめることとしたい。

@cocodrips

ほぼ'''初日'''から Ghost AI を書いていた。Lisp 系の言語の経験がなく、OCaml も苦手だったということもあって、Lambda man AI には手が出せない(コードが書けない)と踏んだらしい。結果的にはこの選択が大当たりすることになる。

本人がブログに参加記をあげているので、詳しいことはそちらを参照されたい。

@n__yoda(was @buno_y)

OCamlGCC に変換するコンパイラを作成した。OCaml と書いたが、正確には OCaml 風の文法をもった型のない純粋関数型のオレオレ言語である。講義の課題で書かされたコンパイラをもとにしたらしい。

@yuizumi

基本的に Lambda man AI を書いていた。Lightning Division ではほとんど素の GCC で AI を書いた(プリプロセッサを書いていたのでラベルだけは使えた)。Full Division では n__yoda の言語を(慣れないなりに)使っていた。